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Text File
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1997-10-13
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2KB
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66 lines
MECHANISM_I MANI.PIC
「自己」を識別するため
「自分」を見失わぬように
「自身」を消滅させる
生きるための凄まじいエナジィの渦
B5サイズのモノクロ原稿が原画です。着色はベタ塗り、背景も幾
何学模様で簡単に済ますつもりでしたが、何だかサイズが大きい。
ワンピィスが欲しいなぁ、と。そんな動機です。この夏は洋服買わ
ない!って決めたけど(もう仕舞うところがないから)、無理そう。
「thymus」は胸腺のこと。骨髄の幹細胞から分裂してT細胞前駆細
胞(白血球の一種でリンパ球とも云われるT細胞に将来なるもの)へ
分化を始めたものは血流に乗って胸腺へ移動、分裂中に免疫応答部分
の遺伝子シャッフルを行い、そこで大部分がアポトォシスによって死
滅。生き残ったものが成熟し、免疫応答を司るそれぞれのT細胞(ヘ
ルパァ・サプレッサァ・キラァの3種類)となる。自己に対して免疫
反応を示す細胞は必ずアポトォシスを起こす仕組みは、ネガティブ選
択と云い完全には解明されていない模様。自己に反応する細胞が生き
残った場合、自己免疫疾患となる。リュウマチ様関節炎もその1つ。
「胸腺」と云う特殊環境下で激しい生存競争が繰り広げられ、生体
防御のエリィト細胞が生み出される…心ひかれるシチュエイションで
はありますねぇ。しかも成熟したT細胞も、殆どは働くこと無く寿命
で死滅すると云うオマケつき。
影響が考えられる本は「考える血管(講談社BB/児玉龍彦・浜窪
隆雄)」と「アポトォシスの科学(同上/山田武・大山ハルミ)」。
とっても本の虫な生活。
無駄にしたもの:約 05 時間
使ったもの:JX-330X + Matier
聴いたもの:RAYSTORM NEU TANZ MIX / ZUNTATA
1997/07/03 SATSUKI:SAMIDARE in FUKUOKA
(EOF)